真冬もくそもないバンコクで、ヌルピョン選手は日々、タイ語の勉強と新しいお仕事を模索しております。
空き物件を探したり、カンボジア国境の市場に出かけてみたりと、バンコクで知り合った(正式には拾ってもらったが正しい。)同い年の友人に日々、社会人として1人前になるために教育してもらっています。
もうタイにいることが当たり前みたいになってきた僕ですが、この先、一生食べなくていい料理はタイ料理と韓国料理です。
外人として、この2つの料理は食べすぎました。
ここのソムタム、おいしいなぁ~とか、ここのトムヤム、おいしいなぁ~とか多少わかるようになりましたが、飽きました。
お腹が減るので食べますし、僕は食べ物に文句言いたくないので、普通に食べますが、心の奥底では、
「ふうう~ン」って感じで、食事だ~という高揚感はありません。
韓国料理と中華料理は国が嫌いだから食べたくありません。そんなところのカルチャーを自分の腹の中に入れる回数を少なくしたいですね。
タイに住んで気づいたことがあります。
電池の減りが日本にいた頃に比べて、長持ちし過ぎるのです。これは気温のせいですか?
電動歯ブラシ、電動カミソリ、録音する小さい機械。この3つは日本でも使っていたモノを、そのまま持ってきてますが、ぜんぜん電池交換しなくても、いつも元気に活動してくれます。
その代わりと言っては変ですが、電気代は高いです。アパートのような集合住宅では大家が、なぜかピンはねします。
それとですね~。タイ語を毎日毎日、頭に詰め込んでいますと、その分、日本語が頭の壁面から剥落していることに気づきます。
頭が、ちょっと混乱してきているんです。きっと。
ただ僕は、幸いにも日本人が多く住むバンコクにいるので日本語を思い切り話す機会があるので、日本語を忘れることはないが、これが日本語を使う環境が全く無かったら、少しずつ下手になるんでしょうね。
とにかくタイ語、発音と声調が難しい。中国人は声調に慣れているのでタイ語をマスターしやすい。
僕はテンポとリズムで話しているので、この声調と相性が合わない。
発音もワ行のウなど日本人は、どうして発音するのだろう。
ワ行のアはワ。続いてウィ、ウゥ、ウェ、ウォ。
ウゥ?これとア行のウは、ぜんぜん別口なのである。
普通の日本人は随分、耳で聞き、自分で話しているところをタイ人に聞いてもらい正してもらわないとできません。
なぜなら、この音の概念が頭にないから再現するのが一苦労なのである。
また、これが出来ていないと、全く違う意味の言葉になってしまうのである。
ヤ行のイも日本人には発音するのは大変な作業である。
僕は、しゃべることが好きなので、言葉にとても興味があり、話せるだけでは物足りないのです。