バンザイ!万歳!である。凱旋門賞の前哨戦「ニエル賞」「フォア賞」共に日本馬が栄冠。オルフェーブルに至っては、圧勝である。
だが本番の凱旋門賞も同じくバンコクからの応援となるのは必死である。
いまだバンコクでは、競馬仲間は見つかっていないので、競馬談議は、まだまだお預けであります。
1年間、湯船に浸かっていないヌルピョン選手でございます。
そして、なぜか遠い異国の地でバーテンダーを務めておりますヌルピョン選手であります。
それから、お休みが火曜日から水曜日に変わったピョンヌルです。
それから、それから職場へのアクセス、行きは船、帰りはバスに乗るようになった、わたくしです。
先月そう8月31日にカフェ&バー「ワンダームーン」のオープニングイベントを執り行わせていただき盛況に幕を閉じることができました。
在タイの日本人ミュージシャンに協力していただき、小さな小さなスペースに大勢の方が集い、酸素不足の中、ミュージシャンもお客様も汗だくで、お店を盛り上げて下さいました。
僕は、所狭しと動き回りお客様のお世話をし、充実した日が送れました。
ライブも裏方として初体験し、今まで見ていた光景を思い出しながらこなして行きました。
今回はライブをするに当たって、機材の購入からステージ作りまで全部、我が手で行わなければならず、得意とは言えないことをこなしました。
今後も、どんどんイベントを打って行かないといけないので、気の緩まるときがございませんが、音楽イベント以外に僕はあまり案がありません。
思い付くところでは、先日、日本のTVプログラムが導入され、グリーンチャンネルが見れることになったので、競馬のイベントが開けるなぁ~と思ったが、ただ見ているだけでは面白くないのでノミ屋を兼ねれば、盛り上がるイベントになるかなぁ~?
どんなシステムを作ると賭け事ができるのか、今は全然わかりませんが数字の詳しい方、教えて下さい。
とにかく毎日、お馬さんの調教などが見れるのは、お店に行く覇気が出来ました。
仕官先が見つかってからタイに住んでいることに、やっと諦めが付きました。
毎日やらなければならないことが出来たからでしょう。
最低でもお店をオープンさせないといけませんからね。
それから日本を発つとき、カッコつけて弾けもしないギターを持参して来たのですが、バーで有意義に使われていて、活躍できる場が現れてギターもさぞかし嬉しいことと思います。
さて、新しい我がお殿様ですが、僕より一回りお若くて、僕より遥かに女にもてます。お店作りもお上手で、細かい部分までこだわって制作にあたっておられます。
イタイ、イタイこの僕を仕官して2ヶ月あまりで、信用してくれるような方です。
また、僕が自分の店でライブをしたいと言っても2つ返事で引き受けてくれるような方でもあります。
僕が、どんなことをするかも知らないのに。
先日、篠原(シノラー)がTVで僕のことを紹介(現在バンコクでバーテンダーをしていることを)していたらしいのですが、その断片を見られて不安になったらしいのですが、それでも、
「ダメ。」
とは、おっしゃらなかった。
ので、11月にライブを行おうと思っています。
「ヌルピョンソムタム・ラブー」新しいバンドの名前です。
話しが逸れてしまいましたね。
お仕えしている殿様の話しだったのに、ついつい我がのアピールばかりに。
我が殿は普段は、あまり感情を面に出さないというか、不感症みたいな方なのに、栄養ドリンクが入ると正義のヒーロー、ライオン丸や変身忍者嵐のように瞬間的に変身されボケツッコミマンに変身されるのである。
こうなれば僕の出番である。
掛け合いができるのであります。
もう掛け合いになると、僕はウハウハで、おちょくりまくり、殿も栄養ドリンクでウハウハ。
人は、殿の酒癖が悪いとおっしゃるが、僕は殿様が酔うのを、今か今かと待ちわびている。
だって、遊び友達が突然、生まれてくるんですもん。
いつまでも酒癖悪くでいて下さい。
ところで先週から、うちの厩舎にファビラスラフィンが転厩して来ました。
僕は、すでに調教師免許は返上したので、ファビラスラフィンをブラッシングしたり、砂遊びさせたり、馬場に入れたりなどの世話は一切いたしません。
ドーベルとファビラスは、各々マイセルフでレースに挑んでおりますが、僕の心情は、
「別に構わないが、厩舎に帰っても、ちょっと遠慮した生活しないといけないや~ん。」
であるが、ファビラスはもっと肩身が狭いか?
まあ牝馬だし、ガマンしておこう。
でも、さっさと新しい厩舎、見つけてこいよ~。
あっ!興味がある方がおられるかもしれないので、ファビラスラフィンのレーススタイルをお伝えしておきます。
ドーベルは、折り合いをつけるのが大変難しく、馬群に入れてレースなどして、他の馬と接触でもしようものなら噛みに行く癖があり、まるでシンコウウインディの再来だ。また、かかり癖があるので極端なレースしか出来ない。逃げるか、追い込むかのどちらかしか選択肢がない。
一方、ファビラスラフィンは、あまりよく知らないが先行して押し切るようなタイプであろう。距離適正は1600以上でしょう。臀部の発達がとてもいいので、2400でも大丈夫でしょう。胸部は並か?
気性は、おそらくタイ産馬なので荒いのでしょうね~。憶測ですが。
とにかく最近は、洗濯物がややこしくて仕方がありません。
そんなことより、今月頭こちらバンコクでもラジオに出させていただきました。
ありがとうございます。
久し振りに、モダンチョキチョキズの飛び道具「ヌルピョン」として紹介していただきました。
主にタイで定住して1年間の苦労話しを語らったつもりでしたが、パーソナリティーの2人は涙すら見せず、むしろ目の前にあったケバブを頬張りながら僕の話しを聞いているフリをし、しかも僕のケバブまで手を出す始末なので、流石の僕も、
「人の女に手を出すのか~!」
と罵ってしまった。
その後は、3人ともロック・スピリットの塊なのでヘロインを吸引しながら僕が作った名曲「鳶と晒し首」を流していただいて、収録終了と相成りました。
タイ生活、1年と3ヶ月が過ぎようとしています。
いろんなことがあり、いろんな方とお会いした。
そして、お待たせ!
バンド活動が開始されようとしています。
また、人気が出るんだろうなぁ~。
写真は、ヌルピョン・ニューバンド「ヌルピョンソムタム・ラブー」でエンドレスループ・ソリッドゴールドアクション・ギターを担当するたつお君のお土産です。
わざわざ京都まで行って、日本に帰れない僕に、故郷の空気を詰めて来てくれたんです~。
おいしく吸わさせていただきました。
たつお君、次こそ日本で握られたおにぎりを!