2013年有馬記念もシンボリクリスエスの引退試合同様、オルフェーブルのぶっちぎりで、引退試合に花を自ら添えた。圧巻であった。気持ち良かった。実に。
また暮れの大一番「東京大賞典」もバンコクにいるのに観戦できました。違法テレビのおかげで。よっては、中国のおかげともなるのか~?
そう思いたくないので、深く考えないでおこう。今は、もう中韓と戦時中にあるので。
で、僕の師走の動きであるが、新居に引っ越して1ヶ月、再度バンコクに渡って1ヶ月。変化が起こってしまいました。
現在勤めるバーが、今年の1月いっぱいで終わってしまいます。隣にある藩の藩主「嘘田ワル夫の変」が起き、その騒動に我が殿も巻き込まれたのです。
結果、我が藩も幕府から御達しが来、転封ということに相成りました。転封と言っても転封先は己らで探さなければならないので一苦労であるし、見つからなければお取り潰しの憂き目に遭うのである。
また、この騒動が発端となり直臣から陪臣への降格騒ぎもあり、僕を悩ませました。
陪臣など考えたことがなかったので、ヌルピョン家では火急の騒ぎになり、蜂起しようとする者、上からのお達しに素直に応じようとする者とが、激しく対立し「ルースックの乱」へと発展し、朝廷に介入していただき、調停へと向かう運びになるのであるが、バンコクには、嘘田氏のような同じ同胞をくいもんにする大袈裟野郎が、存在するとは思いたくないので、嘘田氏は大陸から来た人にしておこう。
そもそも彼は事大主義者だった。そう思うと納得できるから。
そして、しばらく口にしていなっかたタイ料理、新鮮に味わえるのかなぁ~と思ったけど、結果は。
「やっぱり、ダメだ。」
うまくない。
幼なじみで、海外暮らし25年クラスの方が、先月日本に帰った折、僕にこうおっしゃった。
「お前、アホちゃうか~、俺でも土地の料理は月に1回ぐらいしか食べないのに。そんなの毎日食べると、そりゃそうなるで~。」
と。
「特に、こてこての日本人のあんたなら、尚更やで~。」
と言われてるように感じた。
彼とは二十歳のとき一緒に台湾で働いていたので、僕が基本、外国の食べ物が合わないことを十分理解している。土地の食べ物が食べれないから解雇になっているのである。前代未聞である。
こんな僕を知り尽くしている母親などは、台湾に行くにあたって、鞄からズボンのポケットまで、スペースというスペースに日本の調味料や食品、食材を押し込んでいた。餓死防止作戦である。
また、僕は不純な動機が伴なわないと、その国を理解しようと思わなかったから。今後は、この癖を発揮する場所が見当たらいが。
おそらくタイが終焉の土地だと思う。歳も歳だし、初めて海外で住んだ国でもあるし、先月帰国した際に日本の住民票も抜いて来た。かと言って、こちらの日本大使館に届け出ているわけでもないので、今の僕は、日本のパスポートを持った流浪の民であるが立派な日本人である。それも伝道師だ。
日本の常識は、世界の常識に当てはまらないが、日本のスタンダードは抜きん出ているので、それを伝えたい。これだけ長く固有の文化を脈々と受け継がれている地域は地球広しど言えど日本のほかにはありません。
僕は常日頃、ニコニコしておこうと思って生活していますが、バンコクに来てからというもの、人生でこんなにイライラさせられることなどありませんでした。基本イラチでありますが、携帯電話を投げつけるなどの衝動に駆られたことなど1度もありませんでしたが、こっちに来てからは、そういった場面を見かけてしまいます。投げているのは、わたくしですが。
ただ、携帯電話を投げつける場所は、ベットかソファーに限られています。諸事情により。
それほどタイ人というものは、手懐けるのに骨を折ります。
躾されていないので、半分野生なのです。ノイバウンテンの「半分人間」じゃないけど。
だから毎日毎日、調教しなければならない。もう馴致だけでも随分時間を費やしている。
僕は3人の男の子を育てたが(育てたつもりかもしれないが)、そんなものとは次元が違いすぎるのに驚いている。
だいたいロジックがあまりにもおかしいのである。韓国人よりは、ましであるが、話し合いが出来ないのである。だから説得というものが成り立たない。感情の起伏が平穏になるのを待つだけしか手段がない。
ゆえに粛清しかもう手がないのである。
今のタイのデモが、それを象徴しています。相手を尊重するとか有るのか無いのか、わからない。
だから、日本の笑いのようなボケて、突っ込むなんか成立しない。ケンカになってしまう。これはおそらくボキャブラリーの数だと思われます。
基本、韓国もそうだったが、ひとりが、
「ガー!」
としゃべって、またひとりが、
「ガー!」
としゃべる。
それの繰り返しである。
ヒアリングに弱点を持つ僕ですが、それでも多分、この会話は絶対面白くないと思ってしまう。
リズムが悪いから。
新年明けたところなので、折角住んでいるバンコク、あんまり文句ばかり言うのは止めておこう。
1年半住んだ元調教師からの情報です。
バンコクに遊びに来るなら12月から2月が、最高です。最悪は10月です。
因みに12月31日の牝馬騙馬お求めの方へ、この日は通常の1.5倍の騎乗料を賜わりますので、ご了承くださいませ。
2014年、僕の大好きなお馬さんの年。仲間と錦の御旗、掲げます。