脱糞継続中=前回の続きモノですが、プンプン香り立つ人差し指の攻防も齢50近くになっても散々に蹴散らかされる有様。
しかし、あのような大決戦は珍しく。
普段は、奇襲に夜襲がほとんどで、僕がリラックスしている時や就寝している時に襲って来る。
耳の裏から加齢臭を撒き散らしながら就寝している僕が、憎たらしいのかどうか知らないけれど。
加齢臭については、A5ランクに所属しているかも知れないので、ケモノ臭を大放出しているおそれがあり、同居している方には迷惑をかけているかも知れないが、それでも、すやすや眠っているところに、脱肛ゆえに脱糞しても、きっちり拭ききれていない?
そこに持って来て、タイ人です。
これはタイ人を非難しているわけでも、批判しているわけでも、まして卑下しているわけでもないです。
そこそこの年月を共にして、僕なりにタイ人を理解して総評して得た1つの答えです。
「彼らは、基本だいたいです!」
ヤマト言葉で訳すと、「おおらかです。」
僕もタイに住みだしてから、だいたい気質がカビのように、どこからともなく飛んで来て、どんどん浸食されて行ってるが、それに対して治療を施したりしようとせず、自然治癒・自然取り込みに任せています。
ゆえに、僕のタイ人化は時間の問題である。
また、ここで上げている「だいたい」も、明くまでも日本人から見てのだいたいです。
タイ人捉まえて、
「お前ら、だいたいやねん。」
なんて言っては、いけません。観念が違うのですから。
そして僕個人的には、今や日本人の細かい行き届き過ぎたサービスが、煩わしい感じがします。
偉そうに言いますけど、日本人に向けて。
「あんたらは、あんたらで細かすぎるねん。」
話しを排泄物に戻しますと。
上記の説明から、だいたい気質のタイ人の肛門を、あなたは信じれますか?
僕は、半信半疑です。
僕も肛門に弱点を持つ身です。
おそらく、ここだけの話し「イボ痔」です。
だから脱糞したあと、きっちり拭き取るのに技が要ります。
状況が悪いと。
例えば、外出先のトイレなど勝手が分からない時。
まして劣悪な環境のトイレになってくると、技が使えなくなるのでティッシュ・オンリー、場合によっては、自家製の口で作る井戸水を使って急場をしのぐ作戦しかないので、拭いても拭いても、憑いて来ます。
祟られているかのように。
だから、ウンコちゃんの匂いが、とても苦手な僕でも諦めて、ズボンを上げてしまいます。
まだ憑いているのを覚悟して!
比較的ウンコちゃんに神経質な僕が、この状況です。
相手は海千山千のタイ人です。
むしろ普段から、わざと拭き残しを作戦のために遂行しているかもしれない。
それが夜の闇をついて進軍して来るのです。
僕の鼻に付いている2つのタコツボ目掛けて!
このタコツボは、異常に嗅覚のみが発達している。
臭いものを放り込まれたら、即機能が停止してしまうデリケートなところで、戦艦や空母に例えたら、艦橋に相当するような要所である。
こちらは完全に眠りこけているのです。
当たり前である。
自宅だ。自分の部屋だ。そして自分のベッドだ~!
警戒心0%。気の緩み100%である。
見張りの兵はおろか、哨戒線すら張っていない。
敵はタダ同然で、タコツボのある鼻に登ってくる。
敵は、すぐに作戦を実行しなくてもいいぐらいの余裕を持っている。
へたしたら、敵はタコツボのある鼻のてっぺんで腰をかけ、一服しているかもしれない。
敵は十分楽しんでからか、どうか知らないが、作戦を実行する。
プンプン臭い立つ人差し指を、ぴったり僕の鼻にあるどちらかのタコツボに。
しばら~くしばら~く、敵はじっとしている。おそらく笑いをこらえて。
どのぐらいの時間が経過して、事変が勃発するのか知らないけれど。
敵は、僕が、
「クッ、クサ!」「クサクサ!」
と言って跳ね起きるを待っている。
僕は、このあと何が起こるかなど知るはずもなく、すやすや。
「う~ん、クサッ!」
「クサ、クサ~アッ!」
艦橋にあたるタコツボは、まともに雷撃され、ヌルピョン本体はのたうち回るのである。
その姿を遠望する庇護者は、高笑い。
「ウワハッハ!ウワハッハ!」
「ウワ~!ハッハ~!!」
写真は、ヌルピョン総指揮のもと制作された:恍惚ローション「サクラローション」とタイで活躍するシンガーソングライター「EICO」とのコラボです。